「雑学」「豆知識」「トリビア」は、どれも「知っていると話のたねになる知識」という意味で使われます。ふだんはほとんど同じ意味で使ってかまいませんが、言葉のもつ感じは少しずつ違います。
雑学とは
雑学(ざつがく)は、いろいろな分野の、まとまりのない知識の集まりのことです。学校の教科のように順番に積み上げる知識ではなく、興味のおもむくままに集めた知識を指します。そのため「雑学という学問」があるわけではありません。たくさんの分野の話を知っている人を「雑学にくわしい人」と言ったりします。
豆知識とは
豆知識(まめちしき)の「豆」は、「豆電球」「豆本」のように「小さい」という意味です。ちょっとした、短い知識というイメージで、1つずつ取り出して人に話せる話を指すことが多い言葉です。料理や掃除のちょっとしたコツのような「役に立つ小さな知識」の意味で使われることもあります。
トリビアとは
トリビア(trivia)は英語から来た言葉で、「ささいなこと」「取るに足らない知識」という意味です。日本では、テレビ番組をきっかけに「知っても役に立たないけれど面白い知識」という意味で広く知られるようになりました。
使い分けのめやす
- たくさんの知識をまとめて言うとき:「雑学」(例:雑学の本、雑学王)
- 1つの短い話を言うとき:「豆知識」(例:今日の豆知識、料理の豆知識)
- 役に立たなさを楽しむとき:「トリビア」(例:どうでもいいトリビア)
豆知識図鑑では、1つずつ読める短い話を集めているので「豆知識」という言葉を使っています。
日本で雑学が広まった流れ
日本では、明治時代に江戸時代の物知りな人が「雑学者」と呼ばれるようになり、そこから「雑学」という言葉が使われるようになったとされています。1970年代には雑学の愛好会ができ、1979年度からは「日本雑学大賞」も始まりました。2000年代には、雑学を紹介するテレビ番組から大きな雑学ブームが起きています(出典:ウィキペディア「雑学」)。
言葉の豆知識をもっと
ふだん使う言葉にも、意外な由来がたくさんあります。
「さじを投げる」は、医者が薬を調合するさじを投げ出すことからきた言葉。
手のほどこしようがなくあきらめることを表します。
「〆(しめ)」は、漢字ではなく記号の一種。
「しめる」の意味で使われる文字で、手紙の封じ目や「〆切」などに使われます。
「シリアル(朝食)」は、ローマ神話の穀物の女神ケレスの名前から。
英語のcerealは、穀物の女神の名前がもとになっています。
「日本」を英語で「Japan」と呼ぶのは、マルコ・ポーロの「ジパング」がもとといわれる。
中国での日本の呼び方がヨーロッパに伝わり、JapanやJapon(フランス語)になりました。
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