火星には太陽系でいちばん高い山「オリンポス山」がある。
オリンポス山の高さは、ふもとから約2万メートル以上あり、エベレストの2倍以上です。

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月や太陽、火星や土星、星座や宇宙飛行士まで、宇宙の豆知識を137こ集めました。気になったものは「出典」から元の資料も読めます。
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オリンポス山の高さは、ふもとから約2万メートル以上あり、エベレストの2倍以上です。
地球が太陽のまわりを1周するのは約365.24日です。ずれを直すために、4年に1度2月29日を入れています。
金星はほかの多くの惑星と反対向きに、とてもゆっくり自転しています。そのため、もし金星の上に立てたなら太陽は西からのぼって見えます。
月が1回まわる(自転)時間と、地球のまわりを1周する(公転)時間がほぼ同じなので、いつも同じ面がこちらを向いています。裏側を人が初めて見たのは、1959年に旧ソ連の探査機が写真を撮ったときです。
潮の満ち引きの力によって、月は少しずつ地球から離れています。アポロ計画で月に置いた反射板にレーザーを当てて、距離をはかって分かりました。
月には空気がないので、風も雨もありません。砂を動かすものがないため、足あとは小さな隕石が当たらない限り長く残ります。
アポロ11号の船長として月面に降り立ちました。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という言葉が有名です。
太陽の直径は地球の約109倍あります。体積にすると約130万倍になり、太陽系の重さのほとんどを太陽ひとつがしめています。
太陽に一番近いのは水星ですが、金星は二酸化炭素の厚い大気が熱を閉じこめるので、水星より熱くなります。
金星はほかの多くの惑星と反対向きに、とてもゆっくり自転しています。そのため、もし金星の上に立てたなら太陽は西からのぼって見えます。
金星が1回自転するのに地球の日数で約243日かかり、太陽のまわりを1周するのは約225日です。自転のほうが時間がかかるのです。
金星は太陽の近くに見えるので、明け方の東の空か、夕方の西の空にだけ明るくかがやきます。時間によって呼び名が変わります。
水星の直径は約4900kmで、木星の衛星ガニメデや土星の衛星タイタンより小さいほどです。
大気がほとんどないため、熱をためておけません。太陽に照らされた所と影の所で、温度がまったくちがいます。
火星の砂や岩には鉄が多く、それがさびて赤っぽい色になっています。英語では「赤い惑星」とも呼ばれます。
オリンポス山の高さは、ふもとから約2万メートル以上あり、エベレストの2倍以上です。
火星の空は昼間は赤っぽく見えますが、夕方は太陽のまわりが青く見えます。細かいちりが青い光を散らしやすいためで、探査機が写真を撮っています。
どちらもじゃがいものようないびつな形をしています。名前はギリシャ神話の戦いの神アレスの子どもたちからとられています。
木星の重さは地球の約318倍あります。ほかの7つの惑星をすべて合わせても、木星の半分ほどにしかなりません。
大赤斑は300年以上前から観測されている巨大なうずまきです。最近は少しずつ小さくなっていることも分かっています。
あれほど大きいのに、約10時間で1回転しています。そのため赤道のあたりが少しふくらんだ形をしています。
環といえば土星が有名ですが、木星・天王星・海王星にも環があります。木星の環はとても暗く、探査機ボイジャー1号が見つけました。
土星はほとんどが水素とヘリウムでできていて、平均の密度は水より小さいです。とても大きな水そうがあれば、浮かぶ計算になります。
環は板のように見えますが、実際は小さな砂つぶから家ほどの大きさの氷のかたまりが、たくさん回っているものです。
環の幅は何万kmもありますが、厚さはところによっては10mほどしかないと考えられています。真横から見るとほとんど見えなくなります。
タイタンは地球以外で表面に液体の湖があることが分かっている天体です。ただし湖の中身は水ではなく、メタンなどの液体です。
天王星の自転の軸は約98度もかたむいています。大昔に大きな天体がぶつかったせいではないかと考えられています。
赤い光が吸われ、残った青っぽい光がはね返ってくるので、青い星に見えます。
天王星の動きのずれから「もう一つ惑星があるはず」と計算され、1846年にその近くで発見されました。
地球の台風の何倍もの速さです。太陽から遠く熱が少ないのに、なぜこんなに強い風がふくのかはなぞが残っています。
冥王星の近くに同じくらいの天体がいくつも見つかり、国際天文学連合が惑星の決まりをつくり直した結果、準惑星になりました。
2015年に探査機ニュー・ホライズンズが近づいて写真を撮り、白いハート形の平原が見つかりました。
地球は自転しているので、赤道のあたりが少しふくらんでいます。赤道まわりの直径は、北極と南極を結ぶ直径より約43km長いです。
月の引力による潮の満ち引きがブレーキの役目をしています。恐竜がいた時代の1日は、今より30分ほど短かったと考えられています。
光は1年で約9兆5000億km進みます。この距離を1光年といい、たとえば100光年はなれた星の光は100年前に出発した光です。
シリウスは地球から約8.6光年と近く、もともと明るい星なので、冬の夜空でひときわ目立ちます。
北極星は地球の自転の軸の延長線のすぐ近くにあるため、ほとんど動かないように見えます。
砂つぶほどの小さなちりが猛スピードで大気に飛びこみ、まわりの空気とともに光ります。多くは地面に届く前に燃えつきます。
彗星が通ったあとにはちりの帯が残り、地球が毎年同じ時期にそこを通ると、流れ星がたくさん見られます。
前に近づいたのは1986年で、次は2061年ごろと予想されています。一生に一度見られるかどうかの彗星です。
音は空気などが振動して伝わるものです。宇宙はほとんど真空なので、すぐ近くで爆発が起きても音は聞こえません。
重力が弱いと、背骨の骨と骨の間がゆるんでのびるためです。地球にもどると、しばらくしてもとに近い身長にもどります。
高さ約400kmを秒速約7.7kmで飛んでいます。そのため宇宙飛行士は1日に16回ほど日の出と日の入りを見ます。
太陽の光を反射して明るく光りながら、夜空をすーっと横切ります。日本の上を通る時刻は、JAXAなどが案内しています。
国際宇宙ステーションにある日本の実験棟で、2009年に完成しました。日本の宇宙飛行士が長く滞在して実験を行っています。
1961年、ボストーク1号で地球を1周しました。「地球は青かった」という言葉で知られています。
1947年、アメリカが打ち上げたロケットにミバエが乗せられ、宇宙との境目といわれる高さまで行って帰ってきました。
1957年、旧ソ連のスプートニク2号に乗って地球のまわりを回りました。
2003年に打ち上げられ、たくさんのトラブルを乗りこえて2010年に地球へ帰ってきました。
2020年にカプセルがオーストラリアに着地し、リュウグウの砂や石が地球にとどけられました。
1977年に打ち上げられ、今も太陽系の外側を飛び続けています。地球から200億km以上はなれた所にいます。
いつか宇宙人に見つけてもらうことを考えて、いろいろな言葉のあいさつや自然の音、音楽が収められています。
夜空を流れる川のように見える帯は、わたしたちのいる銀河をななめから見たときに重なって見える無数の星です。
天の川銀河の星の数は、数千億個ともいわれます。太陽はその中の一つにすぎません。
地球から約250万光年はなれています。秋の夜、空の暗い場所ならぼんやりした光のしみのように見えます。
2つの銀河は少しずつ近づいていて、数十億年後に衝突し、やがて1つの大きな銀河になると考えられています。
肉眼で6〜7個の星が見えます。自動車メーカーの名前の由来としても知られています。
ベテルギウスは年老いた大きな星で、最後に超新星爆発を起こすと予想されています。それがいつなのかは分かっていません。
ガスコンロの火も青い炎の方が熱いのと似ています。赤いベテルギウスより、青白いリゲルの方が表面の温度が高い星です。
1928年に国際天文学連合が、空全体を88の星座に分けて境目を決めました。
とても重い星が一生の最後につぶれてできると考えられています。2019年に初めて、その影の姿が撮影されました。
宇宙は「ビッグバン」と呼ばれる熱い状態から始まり、今も広がり続けていると考えられています。
月は太陽よりずっと小さいのですが、太陽より約400倍近くにあるため、見かけの大きさがほぼ同じになり、ぴったりかくすことができます。
地球の大気を通った太陽の光のうち、赤い光が曲がって月に届くためです。夕焼けが赤いのと同じしくみです。
月の通り道は少しだけだ円なので、地球との距離が変わります。近いときの満月は、遠いときより少し大きく明るく見えます。
中秋の名月は昔のこよみの8月15日の月のことで、こよみの日付と満月の日がずれることがよくあります。
北極や南極の近くでよく見られます。日本でも、北海道などでまれに赤いオーロラが見えることがあります。
黒点はまわりより温度が低いため黒く見えます。数はおよそ11年ごとに増えたり減ったりしています。
地球の空が青いのは、空気が青い光を散らしているからです。空気のない月や宇宙では、太陽が出ていても空は黒く見えます。
空気、温度、気圧を保ち、宇宙線や小さなちりから体を守るしくみが入っています。
種子島宇宙センターは「世界一美しいロケット発射場」と呼ばれることもあります。
国際航空連盟などは、高さ100kmの「カーマン・ライン」を宇宙との境目としています。
月の満ち欠けはおよそ29.5日なので、1年のうちに満月が13回ある年もあります。
月の暗い部分は昔の溶岩が固まった平らな土地で、「海」と呼ばれています。国によってカニや女性の横顔など、見立て方がちがいます。
大きさや重さは地球によく似ていますが、表面は高温・高圧で、まったくちがう世界です。
ガリレオが望遠鏡で見つけた4つの大きな衛星は「ガリレオ衛星」と呼ばれています。
厚い氷の下に液体の水の海があるとみられ、生き物がいる可能性もあるとして探査が計画されています。
南極のあたりの割れ目から、水蒸気や氷のつぶが吹き出しているのを探査機カッシーニが見つけました。
川がけずったような地形や、水の中でできる石が見つかっていて、昔は今より水が多かったと考えられています。
水を地上から運ぶのは大変なので、使った水をろ過してくり返し使うしくみがあります。
小惑星どうしがぶつかってできたかけらが、地球まで飛んでくると考えられています。
太陽は誕生から約46億年たっていて、ちょうど一生の真ん中あたりにいるとされます。
光が1年かけて進む距離です。秒速約30万kmの光でも、となりの恒星まで4年以上かかります。
太陽の次に近い恒星ですが、暗いので肉眼では見えません。
2つの星は天の川をはさんで向かい合っています。はくちょう座のデネブと合わせて「夏の大三角」と呼ばれます。
衛星としてはとても大きく、親の惑星との大きさの比べで見ると、太陽系の中でもかなり大きな衛星です。
地球と月はおよそ38万kmはなれています。地球の直径は約1万2700kmなので、30個ほどならべると届く計算です。
6回の着陸で集めた石や砂は、今も研究に使われています。日本でも大阪万博で月の石が展示され、大行列ができました。
1970年の大阪万博のアメリカ館で、アポロ12号が持ち帰った月の石が展示され、大人気になりました。
太陽は月の約400倍大きく、約400倍遠くにあります。この偶然のおかげで、皆既日食が起こります。
太陽が完全にかくれると、空が急に暗くなり、明るい星や惑星が見えます。気温が下がることもあります。
月が地球から遠いときに日食が起こると、月が太陽より少し小さく見え、光の輪が残ります。
1秒で東京から横浜くらいまで進む速さです。わたしたちはそれに気づかないまま、毎日宇宙を旅しています。
表面のおよそ7割を海がおおっています。宇宙から見ると青く見えるので「青い惑星」とも呼ばれます。
隕石や古い岩石の調べから、太陽系とほぼ同じころに生まれたと考えられています。
新しい観測で次々と小さな衛星が見つかり、今では木星より多い数が確認されています。
一辺が地球の直径より長い、大きな六角形のうずが、探査機によって撮影されています。
1781年にイギリスのハーシェルが見つけました。それまで知られていた惑星は、肉眼で見える土星までの6つでした。
太陽のまわりを1周するのに長い時間がかかるうえ、横だおしで回っているため、北極と南極では約42年ずつ昼と夜が続きます。
大きな衛星なのに逆向きに回っているので、もともとは海王星の外から捕まえられた天体ではないかと考えられています。
カロンは冥王星の半分ほどの大きさがあり、2つはおたがいに向き合ったまま回っています。
1930年に、写真を何枚も見比べて動いている点をさがし、冥王星を発見しました。
発見者クライド・トンボーの遺灰の一部が探査機にのせられ、2015年に冥王星のそばを通過しました。
いちばん大きいケレスは準惑星にもなっています。それでも小惑星帯の天体をすべて合わせても、月よりずっと軽いと考えられています。
太陽からの光や風に押されて、ガスやちりが太陽と反対の方向へ流れるためです。進む向きとは関係ありません。
長い尾をひいた姿がほうきに見えることから、日本では昔からほうき星と呼ばれてきました。
太陽に近づくと氷がとけてガスやちりが噴き出し、頭のまわりがぼんやり光り、尾がのびます。
真ん中がくびれた形が、楽器のつづみに見えることから名づけられました。
ひしゃくの形をした7つの星は、おおぐま座のしっぽと背中の部分にあたります。
ひしゃくの先の2つの星を結んで、その長さを5倍ほどのばした所に北極星があります。昔から方角を知る方法として使われてきました。
5つの明るい星がWやMの形にならんでいて、北極星を見つける目印にもなります。
赤い色が火星に似ていることから、ギリシャ語で火星(アレス)に対抗するものという意味の名前がつきました。
みなみじゅうじ座は南の空の低い所にあるため、日本の本州の大部分からはほとんど見えません。
青い光は空気の粒にぶつかって散らばりやすく、昼の空を青くします。夕方は光が長い距離を通るので、青い光が散らされつくして赤い光が残ります。
高さ約3万6000kmで、地球の自転と同じ速さで回っているので、いつも日本の上空にいるように見えます。
赤道の上空約3万6000kmを、地球の自転と同じ24時間で1周するため、地上からはいつも同じ場所にあるように見えます。
いくつもの衛星から届く電波の時間の差を計算して、自分がどこにいるかを求めています。日本には「みちびき」という衛星もあります。
日本の真上に近い所を長く飛ぶように工夫された軌道を回り、スマートフォンなどの位置をより正確にするのに役立っています。
使い終わった人工衛星やロケットの部品などが、秒速数kmで飛んでいます。小さなかけらでも当たると大きな事故になるため、問題になっています。
重力がないと体を支える必要がなくなり、骨や筋肉が弱りやすくなります。そのため国際宇宙ステーションには運動器具が置かれています。
重力がないので、水は下に落ちず、表面張力で丸くまとまります。宇宙飛行士はタオルでふき取ります。
スープが飛び散らないように、めんにからむとろみをつけるなどの工夫がされ、2005年に宇宙で食べられました。
1992年、スペースシャトル・エンデバーに乗り、宇宙でたくさんの実験を行いました。
1994年にスペースシャトル・コロンビアに乗り、宇宙で実験を行いました。
ふくらませた風船の口をはなすと飛んでいくのと同じしくみです。空気のない宇宙でも進むことができます。
1955年、えんぴつほどの小さなロケットを水平に飛ばす実験から、日本のロケット開発が始まりました。
はやぶさが訪れた小惑星は、日本のロケット開発の父である糸川英夫さんにちなんで名づけられました。
太陽以外の星のまわりを回る惑星を「系外惑星」といい、観測技術の進歩でどんどん見つかっています。
宇宙全体には、ビッグバンのなごりの弱い電波が満ちていて、その温度は絶対零度より約2.7度高いだけです。
これより速く進めるものは知られていません。月まで約1.3秒、太陽まで約8分で届きます。
太陽の中心は約1500万度もあり、水素の原子どうしがくっついてヘリウムになるときに大きなエネルギーが生まれます。
国際宇宙ステーションの高さからでも、細い長城を肉眼で見分けるのはとても難しいと宇宙飛行士たちが話しています。
地球が太陽のまわりを1周するのは約365.24日です。ずれを直すために、4年に1度2月29日を入れています。
1900年はうるう年ではありませんでしたが、2000年はうるう年でした。ずれを細かく直すための決まりです。
時計の時間と地球の回転にずれが出ると、1秒を足して合わせてきました。日本でも何度か「8時59分60秒」がありました。
1609年ごろ、自分で作った望遠鏡で月のでこぼこや木星の衛星を観察しました。
1990年に打ち上げられ、大気のゆらぎのない宇宙から、遠くの銀河のくっきりした写真を撮り続けています。
鏡の直径は8.2mあり、空気が澄んだ高い山の上から遠い宇宙を観測しています。
1等星は6等星のちょうど100倍明るいと決められています。とても明るい星はマイナスの等級になります。
夜空でとくに明るい星を1等星と呼び、シリウスやベガ、アルタイルなどがふくまれます。