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宇宙・惑星の豆知識・雑学

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月や太陽、火星や土星、星座や宇宙飛行士まで、宇宙の豆知識を137こ集めました。気になったものは「出典」から元の資料も読めます。

宇宙・惑星のへぇ!ランキング

みんなの「へぇ!」が10件たまるまでは、編集部のおすすめを出しています。

  1. 金星では太陽が西からのぼって東にしずむ。

    金星はほかの多くの惑星と反対向きに、とてもゆっくり自転しています。そのため、もし金星の上に立てたなら太陽は西からのぼって見えます。

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1

月はいつも地球に同じ面を向けていて、裏側は地球からは見えない。

月が1回まわる(自転)時間と、地球のまわりを1周する(公転)時間がほぼ同じなので、いつも同じ面がこちらを向いています。裏側を人が初めて見たのは、1959年に旧ソ連の探査機が写真を撮ったときです。

2

月は毎年およそ3.8cmずつ地球から遠ざかっている。

潮の満ち引きの力によって、月は少しずつ地球から離れています。アポロ計画で月に置いた反射板にレーザーを当てて、距離をはかって分かりました。

3

月面に残された宇宙飛行士の足あとは、何万年も消えずに残ると考えられている。

月には空気がないので、風も雨もありません。砂を動かすものがないため、足あとは小さな隕石が当たらない限り長く残ります。

4

月に初めて立った人はアメリカのニール・アームストロングで、1969年のこと。

アポロ11号の船長として月面に降り立ちました。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という言葉が有名です。

5

太陽の中には地球がおよそ130万個も入る大きさがある。

太陽の直径は地球の約109倍あります。体積にすると約130万倍になり、太陽系の重さのほとんどを太陽ひとつがしめています。

6

金星は太陽系でいちばん熱い惑星で、表面はおよそ460度になる。

太陽に一番近いのは水星ですが、金星は二酸化炭素の厚い大気が熱を閉じこめるので、水星より熱くなります。

7

金星では太陽が西からのぼって東にしずむ。

金星はほかの多くの惑星と反対向きに、とてもゆっくり自転しています。そのため、もし金星の上に立てたなら太陽は西からのぼって見えます。

8

金星の1日は1年より長い。

金星が1回自転するのに地球の日数で約243日かかり、太陽のまわりを1周するのは約225日です。自転のほうが時間がかかるのです。

9

「明けの明星」「宵の明星」はどちらも金星のこと。

金星は太陽の近くに見えるので、明け方の東の空か、夕方の西の空にだけ明るくかがやきます。時間によって呼び名が変わります。

10

水星は太陽系でいちばん小さい惑星。

水星の直径は約4900kmで、木星の衛星ガニメデや土星の衛星タイタンより小さいほどです。

11

水星は昼と夜の温度差がとても大きく、昼は400度をこえ、夜はマイナス100度をはるかに下回る。

大気がほとんどないため、熱をためておけません。太陽に照らされた所と影の所で、温度がまったくちがいます。

12

火星が赤く見えるのは、地面に酸化鉄(鉄さび)が多くふくまれているから。

火星の砂や岩には鉄が多く、それがさびて赤っぽい色になっています。英語では「赤い惑星」とも呼ばれます。

14

火星の夕焼けは青い。

火星の空は昼間は赤っぽく見えますが、夕方は太陽のまわりが青く見えます。細かいちりが青い光を散らしやすいためで、探査機が写真を撮っています。

15

火星には「フォボス」と「ダイモス」という2つの小さな月がある。

どちらもじゃがいものようないびつな形をしています。名前はギリシャ神話の戦いの神アレスの子どもたちからとられています。

16

木星は太陽系でいちばん大きい惑星で、ほかの惑星を全部合わせたより重い。

木星の重さは地球の約318倍あります。ほかの7つの惑星をすべて合わせても、木星の半分ほどにしかなりません。

17

木星の「大赤斑」は地球がすっぽり入るほど大きな嵐。

大赤斑は300年以上前から観測されている巨大なうずまきです。最近は少しずつ小さくなっていることも分かっています。

18

木星は太陽系の惑星の中でいちばん自転が速く、1日が約10時間しかない。

あれほど大きいのに、約10時間で1回転しています。そのため赤道のあたりが少しふくらんだ形をしています。

19

木星にも、うすい環(リング)がある。

環といえば土星が有名ですが、木星・天王星・海王星にも環があります。木星の環はとても暗く、探査機ボイジャー1号が見つけました。

20

土星は水に浮くほど密度が小さい。

土星はほとんどが水素とヘリウムでできていて、平均の密度は水より小さいです。とても大きな水そうがあれば、浮かぶ計算になります。

21

土星の環は、ほとんどが氷のつぶでできている。

環は板のように見えますが、実際は小さな砂つぶから家ほどの大きさの氷のかたまりが、たくさん回っているものです。

22

土星の環は、とても薄い。

環の幅は何万kmもありますが、厚さはところによっては10mほどしかないと考えられています。真横から見るとほとんど見えなくなります。

23

土星の衛星タイタンには、メタンの雨が降り、川や湖がある。

タイタンは地球以外で表面に液体の湖があることが分かっている天体です。ただし湖の中身は水ではなく、メタンなどの液体です。

24

天王星は横だおしのまま太陽のまわりを回っている。

天王星の自転の軸は約98度もかたむいています。大昔に大きな天体がぶつかったせいではないかと考えられています。

25

天王星と海王星が青く見えるのは、大気にふくまれるメタンが赤い光を吸うから。

赤い光が吸われ、残った青っぽい光がはね返ってくるので、青い星に見えます。

26

海王星は、計算によって場所を予言されてから見つかった惑星。

天王星の動きのずれから「もう一つ惑星があるはず」と計算され、1846年にその近くで発見されました。

27

海王星では太陽系でいちばん強い風がふき、秒速500mをこえることもある。

地球の台風の何倍もの速さです。太陽から遠く熱が少ないのに、なぜこんなに強い風がふくのかはなぞが残っています。

28

冥王星は2006年に惑星から「準惑星」に変わった。

冥王星の近くに同じくらいの天体がいくつも見つかり、国際天文学連合が惑星の決まりをつくり直した結果、準惑星になりました。

29

冥王星の表面には、ハートの形をした大きな地形がある。

2015年に探査機ニュー・ホライズンズが近づいて写真を撮り、白いハート形の平原が見つかりました。

30

地球は完全な球ではなく、少し横に広がった形をしている。

地球は自転しているので、赤道のあたりが少しふくらんでいます。赤道まわりの直径は、北極と南極を結ぶ直径より約43km長いです。

31

地球の自転はほんの少しずつ遅くなっていて、大昔の1日は今より短かった。

月の引力による潮の満ち引きがブレーキの役目をしています。恐竜がいた時代の1日は、今より30分ほど短かったと考えられています。

32

地球から見える星の光は、何年も何百年も前に出た光。

光は1年で約9兆5000億km進みます。この距離を1光年といい、たとえば100光年はなれた星の光は100年前に出発した光です。

33

夜空でいちばん明るい恒星はおおいぬ座のシリウス。

シリウスは地球から約8.6光年と近く、もともと明るい星なので、冬の夜空でひときわ目立ちます。

34

北極星は、いつも同じ場所に見えるので昔から方角を知る目印にされてきた。

北極星は地球の自転の軸の延長線のすぐ近くにあるため、ほとんど動かないように見えます。

35

流れ星の正体は、宇宙のちりが大気にぶつかって光ったもの。

砂つぶほどの小さなちりが猛スピードで大気に飛びこみ、まわりの空気とともに光ります。多くは地面に届く前に燃えつきます。

36

毎年8月中ごろに見られる「ペルセウス座流星群」は、スイフト・タットル彗星が残したちりによるもの。

彗星が通ったあとにはちりの帯が残り、地球が毎年同じ時期にそこを通ると、流れ星がたくさん見られます。

37

ハレー彗星はおよそ76年ごとに地球に近づく。

前に近づいたのは1986年で、次は2061年ごろと予想されています。一生に一度見られるかどうかの彗星です。

38

宇宙には音がない。

音は空気などが振動して伝わるものです。宇宙はほとんど真空なので、すぐ近くで爆発が起きても音は聞こえません。

39

宇宙飛行士は宇宙にいるあいだ、身長が数cmのびる。

重力が弱いと、背骨の骨と骨の間がゆるんでのびるためです。地球にもどると、しばらくしてもとに近い身長にもどります。

41

国際宇宙ステーションは、条件がよければ地上から肉眼で見える。

太陽の光を反射して明るく光りながら、夜空をすーっと横切ります。日本の上を通る時刻は、JAXAなどが案内しています。

42

日本の宇宙実験棟は「きぼう」という名前。

国際宇宙ステーションにある日本の実験棟で、2009年に完成しました。日本の宇宙飛行士が長く滞在して実験を行っています。

44

宇宙に初めて行った動物は、人間ではなくハエだった。

1947年、アメリカが打ち上げたロケットにミバエが乗せられ、宇宙との境目といわれる高さまで行って帰ってきました。

46

探査機「はやぶさ」は、小惑星イトカワから砂を持ち帰ることに世界で初めて成功した。

2003年に打ち上げられ、たくさんのトラブルを乗りこえて2010年に地球へ帰ってきました。

47

「はやぶさ2」は小惑星リュウグウの砂を地球に届けた。

2020年にカプセルがオーストラリアに着地し、リュウグウの砂や石が地球にとどけられました。

48

いちばん遠くまで行った人工物は、探査機ボイジャー1号。

1977年に打ち上げられ、今も太陽系の外側を飛び続けています。地球から200億km以上はなれた所にいます。

50

天の川の正体は、たくさんの星の集まり。

夜空を流れる川のように見える帯は、わたしたちのいる銀河をななめから見たときに重なって見える無数の星です。

51

わたしたちの銀河には、1000億個以上の星があると考えられている。

天の川銀河の星の数は、数千億個ともいわれます。太陽はその中の一つにすぎません。

52

アンドロメダ銀河は、肉眼で見えるいちばん遠い天体のひとつ。

地球から約250万光年はなれています。秋の夜、空の暗い場所ならぼんやりした光のしみのように見えます。

53

アンドロメダ銀河と天の川銀河は、遠い未来にぶつかると予想されている。

2つの銀河は少しずつ近づいていて、数十億年後に衝突し、やがて1つの大きな銀河になると考えられています。

54

すばるは、おうし座にある星の集まり「プレアデス星団」の日本での呼び名。

肉眼で6〜7個の星が見えます。自動車メーカーの名前の由来としても知られています。

55

オリオン座のベテルギウスは、いつか大爆発(超新星)を起こすと考えられている星。

ベテルギウスは年老いた大きな星で、最後に超新星爆発を起こすと予想されています。それがいつなのかは分かっていません。

56

星の色は温度をあらわしていて、青白い星ほど熱く、赤い星ほど温度が低い。

ガスコンロの火も青い炎の方が熱いのと似ています。赤いベテルギウスより、青白いリゲルの方が表面の温度が高い星です。

58

ブラックホールは、光さえも出てこられないほど重力が強い天体。

とても重い星が一生の最後につぶれてできると考えられています。2019年に初めて、その影の姿が撮影されました。

59

宇宙が始まったのは、およそ138億年前と考えられている。

宇宙は「ビッグバン」と呼ばれる熱い状態から始まり、今も広がり続けていると考えられています。

60

日食は、太陽と月と地球が一直線にならび、月が太陽をかくす現象。

月は太陽よりずっと小さいのですが、太陽より約400倍近くにあるため、見かけの大きさがほぼ同じになり、ぴったりかくすことができます。

61

月食のとき、月は真っ暗にならず赤銅色に見える。

地球の大気を通った太陽の光のうち、赤い光が曲がって月に届くためです。夕焼けが赤いのと同じしくみです。

62

「スーパームーン」は、月が地球に近いときの満月。

月の通り道は少しだけだ円なので、地球との距離が変わります。近いときの満月は、遠いときより少し大きく明るく見えます。

63

中秋の名月が満月になるとは限らない。

中秋の名月は昔のこよみの8月15日の月のことで、こよみの日付と満月の日がずれることがよくあります。

64

オーロラは、太陽から飛んできた電気をおびたつぶが大気にぶつかって光る現象。

北極や南極の近くでよく見られます。日本でも、北海道などでまれに赤いオーロラが見えることがあります。

65

太陽にも、黒いしみのような「黒点」がある。

黒点はまわりより温度が低いため黒く見えます。数はおよそ11年ごとに増えたり減ったりしています。

66

宇宙には、空気がないので空は昼でも真っ黒。

地球の空が青いのは、空気が青い光を散らしているからです。空気のない月や宇宙では、太陽が出ていても空は黒く見えます。

67

宇宙服は、それ自体が小さな宇宙船のようなもの。

空気、温度、気圧を保ち、宇宙線や小さなちりから体を守るしくみが入っています。

71

月の模様は、日本では「うさぎのもちつき」に見立てられてきた。

月の暗い部分は昔の溶岩が固まった平らな土地で、「海」と呼ばれています。国によってカニや女性の横顔など、見立て方がちがいます。

72

金星は地球とほぼ同じ大きさで「地球のふたご」とも呼ばれる。

大きさや重さは地球によく似ていますが、表面は高温・高圧で、まったくちがう世界です。

74

木星の衛星エウロパの氷の下には、海があると考えられている。

厚い氷の下に液体の水の海があるとみられ、生き物がいる可能性もあるとして探査が計画されています。

76

火星にはかつて水が流れていたあとがある。

川がけずったような地形や、水の中でできる石が見つかっていて、昔は今より水が多かったと考えられています。

78

地球に落ちてくる隕石の多くは、火星と木星のあいだの小惑星帯からやってくる。

小惑星どうしがぶつかってできたかけらが、地球まで飛んでくると考えられています。

79

太陽は、あと50億年ほどかがやき続けると考えられている。

太陽は誕生から約46億年たっていて、ちょうど一生の真ん中あたりにいるとされます。

80

1光年は、およそ9兆5000億km。

光が1年かけて進む距離です。秒速約30万kmの光でも、となりの恒星まで4年以上かかります。

82

七夕のおりひめ星はこと座のベガ、ひこ星はわし座のアルタイル。

2つの星は天の川をはさんで向かい合っています。はくちょう座のデネブと合わせて「夏の大三角」と呼ばれます。

83

月の直径は地球のおよそ4分の1ある。

衛星としてはとても大きく、親の惑星との大きさの比べで見ると、太陽系の中でもかなり大きな衛星です。

84

月までの距離は、地球を約30個ならべたくらい。

地球と月はおよそ38万kmはなれています。地球の直径は約1万2700kmなので、30個ほどならべると届く計算です。

85

月の石は、アポロ計画で約380kgも地球に持ち帰られた。

6回の着陸で集めた石や砂は、今も研究に使われています。日本でも大阪万博で月の石が展示され、大行列ができました。

86

大阪万博で展示された「月の石」には、長い行列ができた。

1970年の大阪万博のアメリカ館で、アポロ12号が持ち帰った月の石が展示され、大人気になりました。

87

地球から見て、月と太陽はほぼ同じ大きさに見える。

太陽は月の約400倍大きく、約400倍遠くにあります。この偶然のおかげで、皆既日食が起こります。

88

皆既日食のときは、昼間でも星が見えるほど暗くなる。

太陽が完全にかくれると、空が急に暗くなり、明るい星や惑星が見えます。気温が下がることもあります。

89

金環日食は、月が太陽をかくしきれず、まわりが指輪のように光る日食。

月が地球から遠いときに日食が起こると、月が太陽より少し小さく見え、光の輪が残ります。

90

太陽のまわりを回る地球の速さは、秒速約30km。

1秒で東京から横浜くらいまで進む速さです。わたしたちはそれに気づかないまま、毎日宇宙を旅しています。

91

地球は太陽系で唯一、表面に液体の水の海がある惑星。

表面のおよそ7割を海がおおっています。宇宙から見ると青く見えるので「青い惑星」とも呼ばれます。

93

土星の衛星は、太陽系の惑星の中でいちばん多く見つかっている。

新しい観測で次々と小さな衛星が見つかり、今では木星より多い数が確認されています。

95

天王星は、望遠鏡で見つかった初めての惑星。

1781年にイギリスのハーシェルが見つけました。それまで知られていた惑星は、肉眼で見える土星までの6つでした。

96

天王星の1年は、地球の約84年分。

太陽のまわりを1周するのに長い時間がかかるうえ、横だおしで回っているため、北極と南極では約42年ずつ昼と夜が続きます。

97

海王星の衛星トリトンは、惑星の自転と逆向きに回っている。

大きな衛星なのに逆向きに回っているので、もともとは海王星の外から捕まえられた天体ではないかと考えられています。

100

冥王星を見つけた人の遺灰の一部は、探査機ニュー・ホライズンズに乗って冥王星へ向かった。

発見者クライド・トンボーの遺灰の一部が探査機にのせられ、2015年に冥王星のそばを通過しました。

101

小惑星帯には、たくさんの岩のかたまりが火星と木星のあいだを回っている。

いちばん大きいケレスは準惑星にもなっています。それでも小惑星帯の天体をすべて合わせても、月よりずっと軽いと考えられています。

102

彗星の尾は、太陽と反対側にのびる。

太陽からの光や風に押されて、ガスやちりが太陽と反対の方向へ流れるためです。進む向きとは関係ありません。

103

「ほうき星」とは、彗星のこと。

長い尾をひいた姿がほうきに見えることから、日本では昔からほうき星と呼ばれてきました。

104

彗星の正体は、氷とちりのかたまりで「汚れた雪だるま」とも呼ばれる。

太陽に近づくと氷がとけてガスやちりが噴き出し、頭のまわりがぼんやり光り、尾がのびます。

105

冬の夜空の「オリオン座」は、日本では「鼓星(つづみぼし)」とも呼ばれた。

真ん中がくびれた形が、楽器のつづみに見えることから名づけられました。

107

北斗七星のひしゃくの先を5倍のばすと、北極星が見つかる。

ひしゃくの先の2つの星を結んで、その長さを5倍ほどのばした所に北極星があります。昔から方角を知る方法として使われてきました。

109

さそり座の赤い星アンタレスは、名前が「火星のライバル」という意味。

赤い色が火星に似ていることから、ギリシャ語で火星(アレス)に対抗するものという意味の名前がつきました。

111

空が青く、夕焼けが赤いのは、空気が光を散らすしかたのちがい。

青い光は空気の粒にぶつかって散らばりやすく、昼の空を青くします。夕方は光が長い距離を通るので、青い光が散らされつくして赤い光が残ります。

113

地球のまわりを回る「静止衛星」は、地上から止まって見える。

赤道の上空約3万6000kmを、地球の自転と同じ24時間で1周するため、地上からはいつも同じ場所にあるように見えます。

115

日本の位置情報衛星は「みちびき」という名前。

日本の真上に近い所を長く飛ぶように工夫された軌道を回り、スマートフォンなどの位置をより正確にするのに役立っています。

116

宇宙のごみ「スペースデブリ」は、地球のまわりにたくさん回っている。

使い終わった人工衛星やロケットの部品などが、秒速数kmで飛んでいます。小さなかけらでも当たると大きな事故になるため、問題になっています。

117

宇宙飛行士は、宇宙では骨や筋肉がおとろえないよう毎日運動をしている。

重力がないと体を支える必要がなくなり、骨や筋肉が弱りやすくなります。そのため国際宇宙ステーションには運動器具が置かれています。

118

宇宙では、涙が流れ落ちずに目のまわりにたまる。

重力がないので、水は下に落ちず、表面張力で丸くまとまります。宇宙飛行士はタオルでふき取ります。

119

宇宙食のラーメンは、日本で開発された。

スープが飛び散らないように、めんにからむとろみをつけるなどの工夫がされ、2005年に宇宙で食べられました。

120

宇宙飛行士の毛利衛さんは、日本人で初めてスペースシャトルに乗った。

1992年、スペースシャトル・エンデバーに乗り、宇宙でたくさんの実験を行いました。

121

日本人女性で初めて宇宙へ行ったのは、医師の向井千秋さん。

1994年にスペースシャトル・コロンビアに乗り、宇宙で実験を行いました。

122

ロケットは、ガスを後ろに勢いよく出す力で前に進む。

ふくらませた風船の口をはなすと飛んでいくのと同じしくみです。空気のない宇宙でも進むことができます。

123

日本のロケット開発の父と呼ばれる糸川英夫さんは、長さ23cmの「ペンシルロケット」から始めた。

1955年、えんぴつほどの小さなロケットを水平に飛ばす実験から、日本のロケット開発が始まりました。

124

小惑星「イトカワ」の名前は、ロケット研究者の糸川英夫さんから。

はやぶさが訪れた小惑星は、日本のロケット開発の父である糸川英夫さんにちなんで名づけられました。

125

太陽系の外にある惑星は、これまでに5000個以上見つかっている。

太陽以外の星のまわりを回る惑星を「系外惑星」といい、観測技術の進歩でどんどん見つかっています。

127

光の速さは秒速約30万kmで、1秒で地球を7周半する。

これより速く進めるものは知られていません。月まで約1.3秒、太陽まで約8分で届きます。

128

太陽が出す光と熱のもとは、水素がヘリウムに変わる「核融合」。

太陽の中心は約1500万度もあり、水素の原子どうしがくっついてヘリウムになるときに大きなエネルギーが生まれます。

129

宇宙から見える人工の建物は「万里の長城」というのは誤解。

国際宇宙ステーションの高さからでも、細い長城を肉眼で見分けるのはとても難しいと宇宙飛行士たちが話しています。

130

うるう年があるのは、1年が365日ぴったりではないから。

地球が太陽のまわりを1周するのは約365.24日です。ずれを直すために、4年に1度2月29日を入れています。

131

西暦が100で割り切れる年は、うるう年にならない(400で割り切れる年はなる)。

1900年はうるう年ではありませんでしたが、2000年はうるう年でした。ずれを細かく直すための決まりです。

132

「うるう秒」は、地球の自転のずれを直すために1秒を足すしくみ。

時計の時間と地球の回転にずれが出ると、1秒を足して合わせてきました。日本でも何度か「8時59分60秒」がありました。

134

ハッブル宇宙望遠鏡は、宇宙を回りながら星や銀河を撮っている望遠鏡。

1990年に打ち上げられ、大気のゆらぎのない宇宙から、遠くの銀河のくっきりした写真を撮り続けています。

135

すばる望遠鏡は、日本がハワイのマウナケア山の上に建てた大きな望遠鏡。

鏡の直径は8.2mあり、空気が澄んだ高い山の上から遠い宇宙を観測しています。

136

星の明るさをあらわす「等級」は、数が小さいほど明るい。

1等星は6等星のちょうど100倍明るいと決められています。とても明るい星はマイナスの等級になります。

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