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動物の豆知識・雑学

317こ・すべて出典つき
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犬や猫、イルカやペンギン、虫まで、生き物の「へぇ」がつまった動物の豆知識を317こ集めました。気になったものは「出典」から元の資料も読めます。

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みんなの「へぇ!」が10件たまるまでは、編集部のおすすめを出しています。

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動物の豆知識:陸の動物(130こ)

1

キリンの首の骨の数は、人間と同じ7個。

あれほど長い首でも、首の骨の数はほとんどの哺乳類と同じ7個です。1つ1つの骨がとても長くなっています。

2

キリンの舌は青黒い色をしていて、長さは40cmをこえることもある。

長い舌で高い木の葉をからめとって食べます。日焼けを防ぐために色が濃いのではないかといわれています。

3

ゾウは鼻で約8リットルもの水を吸い上げられる。

ゾウの鼻は上くちびると鼻がのびたもので、物をつかんだり、水をすって口に運んだりできます。

4

ゾウは足の裏で、遠くの仲間が出す低い音の振動を感じ取るといわれる。

ゾウは人には聞こえない低い声で仲間と連絡をとり、地面を伝わる振動も感じていると考えられています。

5

カバの汗は赤っぽく見えることから「血の汗」と呼ばれることがある。

カバは皮ふから赤やオレンジ色の液体を出します。これが日焼け止めのような働きをすると考えられています。

6

カバは見た目に反して、陸上で時速30km近くで走れる。

体重が2トン近くあっても、短い距離なら人より速く走ることができます。

7

コアラはユーカリの葉しか食べず、1日の大半を寝て過ごす。

ユーカリの葉は栄養が少なく消化に時間がかかるため、エネルギーを節約するために1日18〜20時間ほど眠ります。

8

カンガルーの赤ちゃんは、生まれたときは1円玉くらいの重さしかない。

とても小さく生まれた赤ちゃんは、お母さんのおなかの袋の中で何か月もかけて育ちます。

11

レッサーパンダの方が、ジャイアントパンダより先に「パンダ」と呼ばれていた。

もともとパンダといえばレッサーパンダのことで、のちにジャイアントパンダが知られるようになって区別されるようになりました。

12

ナマケモノは、1週間に1回ほどしか木から降りてこない。

ほとんど木の上で暮らし、ふんをするときだけ地面に降りてきます。動きはとてもゆっくりです。

13

ナマケモノの毛には、藻(も)が生えて緑色っぽく見えることがある。

あまり動かないので、毛の中に藻が育ちます。木の葉にまぎれる保護色の役目もしているといわれます。

14

チーターは陸上でいちばん足の速い動物で、時速100km以上出せるといわれる。

ただしその速さは長くは続かず、数百mほどしか走れません。

15

ライオンは、1日に20時間ほど休んだり眠ったりしている。

狩りは短い時間に力を使うので、それ以外の時間はほとんどごろごろしています。

17

トラはネコの仲間で唯一、泳ぐのが得意。

多くのネコ科の動物は水をいやがりますが、トラは水浴びが好きで、川を泳いでわたることもあります。

18

シマウマのしま模様は、1頭ずつちがう。

人の指紋のように、しまの形は1頭ごとにちがいます。しまの役目は、虫よけなどいくつかの説があります。

19

ウマは立ったまま眠ることができる。

足の関節をロックするしくみがあり、立ったままうとうとできます。深く眠るときは横になります。

20

ウマの視野はとても広く、ほぼ真後ろ以外は見えている。

目が顔の横についているため、まわりをほとんどぐるりと見わたせます。そのため真後ろに立つのは危ないといわれます。

22

ラクダは一度に100リットル以上の水を飲むことがある。

乾いた砂漠で暮らすため、水が飲めるときに一気にたくさん飲みます。

23

ゴリラは胸をたたいて「ドラミング」をするとき、手をグーではなくパーにしている。

手のひらでたたいてポコポコと音を出します。自分の大きさや強さを知らせる合図と考えられています。

26

ニホンザルは、世界でいちばん北に住むサルといわれる。

青森県の下北半島にもすんでいて、雪の中で暮らすサルとして海外でも知られています。

27

長野県の地獄谷では、サルが温泉に入る。

冬になると、ニホンザルが温泉につかって温まる様子が見られ、「スノーモンキー」として外国からの観光客にも人気です。

28

ウサギの耳は、体の熱を外に逃がすラジエーターの役目もしている。

大きな耳にはたくさんの血管が通っていて、暑いときは熱を逃がして体温を調節します。

29

ウサギを「1羽、2羽」と数える習わしがある。

鳥と同じ数え方をする理由には、昔、肉を食べるのを避けた時代に鳥とみなしたなどの説があり、はっきりしません。

31

ネズミの歯は、一生のび続ける。

前歯がのび続けるので、かたい物をかじってけずっています。「げっ歯類」の名前もかじる歯からきています。

32

ビーバーは、木をかじりたおしてダムを作る。

川をせき止めて池を作り、その中に巣を作ります。歯は鉄分をふくんでオレンジ色をしています。

33

カピバラは、世界でいちばん大きなネズミの仲間。

体重は50kgほどになり、水辺で暮らして泳ぎも得意です。日本の動物園では冬にゆず湯に入る姿も人気です。

34

コウモリは、空を飛べる唯一の哺乳類。

ムササビやモモンガは滑空するだけですが、コウモリは自分の力で羽ばたいて飛ぶことができます。

35

コウモリは、自分の出した音のはね返りで、暗やみでもまわりの様子が分かる。

人には聞こえない高い音を出し、そのはね返りを聞いて、えものや障害物の位置を知ります。

37

クマは冬眠中、何か月も食べず、トイレにも行かない。

体の働きを落としてエネルギーを節約し、春まで巣穴で過ごします。メスは冬眠中に子どもを産むこともあります。

39

キツネの子どもは、春に巣穴で生まれる。

キツネは地面に穴をほって巣を作り、子どもを育てます。日本ではキタキツネとホンドギツネがすんでいます。

40

アライグマは、食べ物を洗っているわけではない。

水の中で前足を動かす様子が洗っているように見えますが、実際は水の中で手さぐりでえものをさがしているとされます。

41

スカンクは、くさい液を出す前に逆立ちして警告することがある。

すぐにはおならのような液を出さず、足をふみ鳴らしたり逆立ちしたりして、相手に「近づくな」と知らせます。

42

アルマジロの中には、体を丸めてボールのようになれる種類がいる。

ミツオビアルマジロは、かたいよろいのような体を丸めて身を守ります。

44

モグラは、半日ほど何も食べないと弱ってしまうほど大食い。

地中でトンネルをほり続けるにはたくさんのエネルギーが必要で、ミミズなどを休みなく食べています。

46

クジラは魚ではなく哺乳類で、肺で息をしている。

ときどき海面に出て呼吸します。頭の上の「潮ふき」は、はき出した息に水が混ざったものです。

48

イルカは、眠るときに脳の半分ずつを休ませる。

完全に眠ってしまうとおぼれてしまうため、左右の脳をかわるがわる休ませながら泳ぎ続けます。

49

イルカとクジラは、体の大きさで呼び分けているだけで同じ仲間。

おおよそ体長4m以下のものをイルカと呼ぶことが多く、はっきりした区別はありません。

50

シャチは「海のギャング」と呼ばれ、クジラもおそう。

群れで協力して狩りをし、アザラシやクジラまでえものにします。頭がよく、群れごとにちがう鳴き声をもっています。

51

ラッコは、お気に入りの石をわきの下のポケットにしまっている。

わきの下のたるんだ皮ふをポケットのように使い、貝を割るための石をしまっておきます。

53

セイウチの長いきばは、氷の上に体を引き上げるのにも使われる。

きばは上の犬歯がのびたもので、氷に突き立てて体を持ち上げたり、オスどうしの争いに使ったりします。

54

ジュゴンは、人魚伝説のモデルになったともいわれる。

海草を食べておだやかに暮らす海の哺乳類で、日本では沖縄の海にわずかにすんでいます。

57

ヒツジの毛は、刈らなければずっとのび続ける。

人が羊毛をとるために長く改良してきたため、毛が自然に生えかわりにくくなっています。

58

ヤギの目の黒目は、横長の長方形。

横長のひとみのおかげで、まわりを広く見わたすことができ、敵に早く気づけます。

59

ブタは、体の割にとても頭がよい動物といわれる。

鏡を使ったり、迷路を覚えたりできることが研究で分かっています。

60

ブタは、実はきれい好き。

ねる場所とトイレの場所を分ける習性があります。どろ浴びをするのは、汗をほとんどかけず体を冷やすためです。

61

ウシの胃は4つの部屋に分かれている。

食べた草を一度胃にためてから口にもどし、もう一度かみ直す「反すう」をして消化します。

62

牛の鼻の模様は1頭ずつちがい、人の指紋のように見分けに使われることがある。

鼻のしわの模様を「鼻紋」といい、牛の見分けに使われてきました。

63

トナカイは、オスもメスも角が生える数少ないシカの仲間。

ほかの多くのシカはオスだけに角が生えますが、トナカイはメスにも角があります。

64

奈良公園のシカは、国の天然記念物。

奈良の鹿は神の使いとして大切にされてきました。おじぎをするようなしぐさで知られています。

73

オカピは、キリンの仲間。

しまうまのような足のしま模様がありますが、キリンに近い動物です。アフリカの森にすんでいます。

74

ユキヒョウは、長いしっぽをマフラーのように体に巻いて寒さをしのぐ。

高い山にすみ、太くて長いしっぽはバランスをとるのにも役立ちます。

75

ヒョウとジャガーは、もようの中の点で見分けられる。

どちらも花のような模様がありますが、ジャガーの模様の輪の中には黒い点があることが多いです。

82

ヤマネは、丸くなって半年近く冬眠する。

冬になると体を丸めて眠り続け、体温もとても下がります。日本では天然記念物です。

91

チーターの顔の黒いすじは、まぶしさをやわらげるといわれる。

目から口にかけての黒い線(ティアーズライン)が、太陽の光の反射を少なくするといわれます。

92

ヒョウは、仕留めたえものを木の上に運んで食べる。

ほかの動物に横取りされないよう、重いえものをくわえて木に登ります。

96

コアラの赤ちゃんは、お母さんのふんを食べる。

ユーカリを消化するための細菌をもらうために、お母さんの特別なふんを食べます。

101

モモンガとムササビは、大きさや顔つきで見分けられる。

モモンガは手のひらにのるくらい小さく、ムササビは座布団くらいの大きさです。

102

リスは、ほお袋に木の実を入れて運ぶ。

土にうめて保存しますが、うめた場所を忘れることもあり、それが森の木を増やす手助けになります。

105

ラクダのまつ毛は長く、2列に生えている。

砂ぼこりから目を守るため、長いまつ毛が二重になっています。鼻の穴も閉じることができます。

107

ヤギは、紙を食べるといわれるが、本当は好物ではない。

昔の紙は植物でできていたため食べることもありましたが、今の紙はヤギの体によくありません。

108

馬の歯を見ると、おおよその年齢が分かる。

歯のすり減り方や形で年齢が分かるため、「馬の歯を見る」ことが年齢を知る方法とされてきました。

109

サラブレッドは、すべて3頭の馬の子孫といわれる。

17〜18世紀にイギリスに輸入された3頭のアラブ系の馬が、すべてのサラブレッドの父系の祖先とされます。

127

ラーテルは、とても気が強い動物として知られる。

「世界一こわいもの知らずの動物」としてギネスブックにのったことがあります。

130

バクは、夢を食べる動物として伝説に出てくる。

中国の伝説の生き物「獏」の名前が、実在の動物につけられました。

動物の豆知識:海の生き物・魚(62こ)

132

タコは、まわりの色にあわせて一瞬で体の色を変えられる。

皮ふにある色の袋を広げたりちぢめたりして、色や模様を変え、敵から身をかくします。

133

ダイオウイカは、目の大きさがバスケットボールほどになるといわれる。

深海にすむ巨大なイカで、暗い海の中でわずかな光をとらえるため、大きな目をもっています。

135

クラゲの体は、ほとんど(95%以上)が水でできている。

クラゲには脳も心臓もありません。体のほとんどが水分で、海にとけこむように漂っています。

136

ベニクラゲは、年をとると若い姿にもどることができる。

成長したあと、ふたたび子どもの段階(ポリプ)にもどることが知られていて、「不老不死のクラゲ」と呼ばれます。

137

ヒトデには目がないように見えるが、うでの先に光を感じる目のようなものがある。

5本のうでの先それぞれに小さな目のような器官があり、明るさを感じることができます。

138

ヒトデは、ちぎれたうでから体が再生することがある。

体の一部がなくなっても、また生えてきます。種類によってはうで1本から全身が再生するものもいます。

139

ウニのとげのように見えるのは、実はあしと、とげの両方。

とげの間から、管のようなあし(管足)をのばして歩いたり、岩にくっついたりします。

140

ウニの口は、体の下側にある。

下側の真ん中に口があり、5本の歯で海藻などをかじって食べます。この口の作りは「アリストテレスのちょうちん」と呼ばれます。

142

カニが横に歩くのは、足の関節の曲がり方のため。

足の関節が横に曲がるようにできているため、横歩きのほうが速く動けます。前に歩くカニもいます。

144

ヤドカリは、体が大きくなると新しい貝がらに引っこす。

やわらかいおなかを守るために巻き貝のからを借りて暮らし、成長に合わせて大きなからにうつります。

145

エビやカニがゆでると赤くなるのは、からにある赤い色素が出てくるから。

生きているときは赤い色素がたんぱく質とくっついて青っぽく見えますが、熱でたんぱく質がこわれると赤い色が現れます。

148

クマノミは、群れでいちばん大きいものがメスになる。

クマノミの仲間は、生まれたときはオスで、群れでいちばん大きくなるとメスに変わります。

151

マンボウは、一度に3億個もの卵を産むといわれる。

魚の中でもとても多くの卵を産むことで知られています。そのほとんどは大人になる前に食べられてしまいます。

152

マンボウは、海面で横になって日光浴をすることがある。

体を横にして海面に浮かぶ姿が見られます。体についた寄生虫を鳥に食べてもらうためともいわれます。

153

サメの歯は、ぬけても次々と新しい歯が生えてくる。

歯がベルトコンベアのように何列にもならんでいて、ぬけるとうしろの歯が前に出てきます。

155

クロマグロは、時速80kmほどで泳ぐことがあるといわれる。

体の形が流線形で、ひれを体のみぞにしまうことで、水の抵抗を小さくしています。

156

サケは、生まれた川のにおいを覚えていて、大人になると同じ川にもどってくる。

海で数年すごしたあと、においをたよりに生まれた川にもどり、卵を産みます。

157

サケの身が赤いのは、えさのエビなどの色素のため。

サケは白身魚の仲間ですが、えさにふくまれる赤い色素が身にたまって赤っぽくなります。

158

ウナギがどこで卵を産むのかは、長いあいだなぞだった。

ニホンウナギは日本から遠いマリアナ諸島の近くの海で卵を産むことが、2009年に卵が見つかって確かめられました。

159

ブリは、大きくなるにつれて呼び名が変わる「出世魚」。

地域によって変わりますが、関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」のように名前が変わります。

161

ヒラメやカレイの子どもは、目が体の両側にある。

生まれたばかりのころはふつうの魚と同じ形ですが、成長すると片方の目が反対側へ移動します。

162

フグは、ふくらんで体を大きく見せる。

水や空気を胃に吸いこんで体をふくらませ、敵が飲みこめないようにします。

163

デンキウナギは、800ボルト近い電気を出すことがある。

体の大部分が電気を作る器官になっていて、えものをしびれさせたり、身を守ったりします。ウナギの仲間ではありません。

166

金魚のふるさとは中国で、フナから生まれた。

中国でフナの中から赤いものを選んで育てたのが始まりで、日本には室町時代に伝わったとされます。

167

コイは、長生きするものでは何十年も生きる。

岐阜県で200年以上生きたといわれる「花子」という名前のコイが有名です。

168

ナマズは地震を予知するという言い伝えがある。

江戸時代には、大ナマズが地震を起こすという「なまず絵」が流行しました。科学的には確かめられていません。

169

チンアナゴは、砂の中から体を半分出してゆらゆらゆれている。

砂にもぐったまま、流れてくるプランクトンを食べています。人が近づくとすぐ砂の中にかくれます。

170

シーラカンスは「生きた化石」と呼ばれる。

大昔の化石でしか知られておらず、ほろんだと思われていましたが、1938年に南アフリカの近くで生きたまま見つかりました。

171

ウミガメは、生まれた砂浜にもどって卵を産むといわれる。

メスは何年も海を旅したあと、多くは自分が生まれた地域の砂浜にもどって産卵します。

173

貝がらの巻き方は、ほとんどが右巻き。

巻き貝を上から見ると、多くは右巻き(時計回り)です。左巻きの貝もいますが少数です。

174

真珠は、アコヤガイなどの貝の体の中でできる。

貝の中に入った異物を、貝が自分の出す物質で何層にもつつんでできます。三重県の英虞湾は真珠の養殖で有名です。

175

ホタテ貝は、からをパクパク開け閉めして泳ぐことができる。

からを勢いよく閉じて水をふき出し、その勢いでジャンプするように泳ぎます。

176

ホタテ貝のふちには、小さな目がたくさんならんでいる。

からのふちにそって何十個もの目があり、明るさの変化や動くものを感じとります。

177

ペンギンは鳥だけど空を飛べない。そのかわり水中を飛ぶように泳ぐ。

つばさがひれのような形になり、水の中をすばやく泳いで魚をつかまえます。

181

日本は、ペンギンを飼っている数が世界でとても多い国といわれる。

たくさんの水族館や動物園でペンギンが飼育されていて、ペンギン好きの国として知られています。

182

深海は、太陽の光がほとんど届かない水深200mより深い海。

光が届かないので植物はほとんど育たず、生き物たちは上から落ちてくる物などを食べて暮らしています。

183

日本でいちばん深い湾は、静岡県の駿河湾で深さ約2500m。

陸のすぐ近くから急に深くなるので、深海魚がとれることで知られています。

185

ウツボは、鋭い歯をもつが、エビにそうじをしてもらうことがある。

ウツボの口の中を、ホンソメワケベラや小さなエビが掃除することがあり、助け合いの関係として知られています。

188

カツオの名前は、干すとかたくなる「堅魚(かたうお)」からきたといわれる。

昔からカツオは干してかつお節にされ、とてもかたくなることからこの名がついたとされます。

189

かつお節は、世界一かたい食べ物といわれることがある。

カビをつけて乾かす作業をくり返し、水分がとても少なくなるため、木のようにかたくなります。

190

アユは、川の石についたコケを食べる。

アユは成長すると、川底の石の表面のコケ(藻類)をこそげとって食べます。そのため「香魚」とも呼ばれます。

動物の豆知識:鳥(43こ)

193

フラミンゴがピンク色なのは、食べ物の色素のため。

エサの藻やエビにふくまれる赤い色素が体にたまって、羽がピンクになります。生まれたばかりのひなは灰色です。

195

フラミンゴのひなは、親から赤い「ミルク」をもらって育つ。

親はのどから栄養のある液体を出してひなに与えます。オスもメスも出すことができます。

199

フクロウは、首を270度近く回すことができる。

目を動かせないかわりに、首をぐるりと回してまわりを見ます。首の骨は人の2倍近くあります。

200

フクロウは、ほとんど音を立てずに飛べる。

羽のふちがギザギザになっていて、風を切る音を小さくしています。この形は新幹線のパンタグラフにも応用されました。

201

新幹線500系のパンタグラフには、フクロウの羽の形がヒントにされた。

フクロウの羽のギザギザをまねることで、パンタグラフが出す風の音を小さくしました。

203

カラスは、とても頭のよい鳥として知られる。

道具を使ったり、人の顔を覚えたりします。車にクルミをひかせて割る行動も観察されています。

204

カッコウは、ほかの鳥の巣に卵を産んで、ひなを育ててもらう。

これを「托卵(たくらん)」といいます。カッコウのひなは、巣の中のほかの卵を外へ押し出してしまいます。

205

ツバメは、毎年同じ場所にもどってきて巣を作ることが多い。

春に日本へ来て子育てをし、秋になると東南アジアなどの暖かい国へわたります。

206

ハトは、遠くからでも自分の巣に帰ってくる力がある。

この力を使って、昔は手紙を運ぶ「伝書鳩」として活やくしていました。

207

ニワトリの祖先は、東南アジアにいる「セキショクヤケイ」という鳥。

野生の鳥を人が長い時間をかけて飼いならし、ニワトリになりました。

209

卵のからの色は、ニワトリの種類で決まり、栄養のちがいはほとんどない。

赤玉と白玉のちがいは主に親の種類によるもので、栄養の差はほぼありません。

210

キツツキは、1秒に10回以上も木をつつくことがある。

頭の骨のつくりや長い舌が衝撃をやわらげ、脳を守っていると考えられています。

211

キツツキの舌は、頭の後ろをぐるりと回るほど長い。

長い舌は頭の骨のまわりを回って収まっていて、木の穴の奥の虫を引き出すのに使います。

214

インコとオウムは、頭の「冠羽」があるかどうかで見分けられることが多い。

オウムの仲間には頭に冠のような羽(冠羽)があり、インコの仲間にはないことが多いです。

217

アホウドリは、日本では伊豆諸島の鳥島などで子育てをする。

一時は絶滅したと思われましたが、保護によって数が増えてきました。国の特別天然記念物です。

218

トキの学名は「ニッポニア・ニッポン」。

日本の名前がつけられた鳥ですが、日本の野生のトキは一度いなくなり、中国から来たトキで繁殖が行われています。

220

ライチョウは、季節によって羽の色を変える。

夏は茶色っぽい羽、冬は真っ白な羽になり、雪の山で身をかくします。日本では高い山にだけすんでいます。

222

シマエナガは、北海道にすむ小さくて白い鳥で「雪の妖精」と呼ばれる。

丸くて白いふわふわの姿が人気で、写真集やグッズにもなっています。

223

スズメは、昔に比べて数が減っているといわれる。

住宅の作りが変わって巣を作れるすき間が少なくなったことなどが原因と考えられています。

224

ウグイスの「ホーホケキョ」は、オスが春に出す鳴き声。

なわばりを知らせたり、メスをよんだりするための鳴き声で、冬は「チャッチャッ」と地味に鳴きます。

226

ペリカンのくちばしの下の袋には、10リットル以上の水が入る。

袋を網のように使って魚を水ごとすくい、水をしぼり出してから魚を飲みこみます。

227

キウイという鳥は、ニュージーランドの国の鳥。

飛べない鳥で、くちばしの先に鼻の穴があり、においで土の中の虫をさがします。果物のキウイフルーツの名前のもとになりました。

231

鳥の骨は中が空洞になっていて、とても軽い。

骨の中がすかすかになっていることで体を軽くし、空を飛びやすくしています。

232

カモの親子が一列で歩くのは、ひなが最初に見た動くものを親と思うから。

生まれてすぐに見た動くものを親として覚えるしくみを「刷りこみ」といいます。

234

オシドリの「おしどり夫婦」は、実際には毎年相手が変わるといわれる。

仲のよい夫婦のたとえに使われますが、オシドリは毎年冬に新しい相手を選ぶと考えられています。

235

鳥が電線にとまっても感電しないのは、1本の電線にだけふれているから。

体の2か所に電気が流れる道ができなければ、電気は鳥の体を通りません。

動物の豆知識:犬・猫(33こ)

236

犬の鼻の模様(鼻紋)は、1匹ずつちがう。

人の指紋と同じように、犬の鼻の表面のでこぼこの模様は1匹ずつちがいます。

237

犬の嗅覚は、人間の何千倍から1億倍ともいわれるほどするどい。

においの種類によって差はありますが、人よりずっとするどく、警察犬や災害救助犬として活やくしています。

238

犬は、人間には聞こえない高い音も聞こえる。

犬は人よりも高い音まで聞くことができ、そのしくみを使った「犬笛」があります。

239

犬は、汗を体ではなく足の裏からかく。

体のほとんどに汗を出す汗腺がないため、舌を出してハアハアと息をして体温を下げます。

240

犬の祖先は、オオカミ。

何万年も前に、オオカミの一部が人と暮らすようになり、犬になったと考えられています。

242

秋田犬は、日本の犬で初めて国の天然記念物になった犬種の一つ。

1931年に天然記念物に指定されました。忠犬ハチ公も秋田犬です。

243

柴犬は、日本の天然記念物になっている犬種。

柴犬は1936年に天然記念物に指定されました。日本でとても人気の犬です。

244

ダックスフンドは、アナグマをつかまえるために生まれた犬種。

足が短く胴が長いのは、巣穴にもぐってアナグマを追いかけるためです。名前はドイツ語で「アナグマ犬」という意味です。

245

プードルの独特の毛の刈り方には、水の中で動きやすく、関節を寒さから守る理由があったといわれる。

プードルは水鳥をとってくる猟犬で、泳ぎやすいように毛を刈り、関節などの毛を残したといわれます。

248

犬が人の顔をなめるのは、子犬が親の口をなめる行動のなごりといわれる。

子犬は親の口元をなめて食べ物をねだる習性があり、それが親しみのあいさつになったと考えられています。

250

猫のひげは、せまい所を通れるかどうかを測るセンサーになっている。

ひげは体の幅ほどの長さがあり、空気の流れや物にふれた感覚で、まわりの様子を知ります。

251

猫は、1日の半分以上を寝て過ごす。

一日12〜16時間ほど眠るといわれ、「寝る子」が名前の由来という説もあります。

252

猫は、甘い味を感じることができない。

甘みを感じる舌のしくみがはたらかないため、肉食の猫は甘さを感じないと考えられています。

253

猫の舌はざらざらしていて、毛づくろいのブラシの役目をしている。

舌の表面に小さなとげがたくさんあり、毛をとかしたり、骨から肉をこそげ取ったりできます。

254

猫の肉球は、足音を消すクッションになっている。

やわらかい肉球のおかげで、えものに静かに近づけます。汗をかくのも主に肉球です。

255

猫がのどを「ゴロゴロ」鳴らすしくみは、はっきり分かっていない。

うれしいときだけでなく、具合が悪いときにも鳴らすことがあり、研究が続けられています。

256

三毛猫は、ほとんどがメス。

毛の色を決める遺伝子のしくみで、三毛はほぼメスにしか現れません。オスの三毛猫はとても珍しいです。

258

猫のひとみは、明るい所では細い縦長になる。

ひとみの大きさを細かく変えて、目に入る光の量を調節しています。

260

招き猫の発祥の地とされる場所は、いくつもある。

東京の豪徳寺や今戸神社など、各地に招き猫の始まりとされる言い伝えがあります。

263

猫が箱に入りたがるのは、せまい所が落ち着くからといわれる。

体がすっぽり収まる場所は、敵から身を守れる安心できる場所だと考えられています。

266

猫は、自分の名前を聞き分けているという研究がある。

日本の研究で、猫はほかの言葉より自分の名前に反応しやすいことが報告されました。

267

犬と猫の年齢を人に置きかえると、生まれて1年でおよそ15〜18歳くらいとされる。

成長がとても早く、1歳で大人の体になります。その後はゆっくり年をとります。

268

ネコ科の動物で、つめを完全にしまえないのはチーターだけ。

チーターはつめをしまえないので、走るときにスパイクのように地面をつかめます。

動物の豆知識:虫・は虫類・カエル(49こ)

269

アリは、自分の体重の何十倍もの重さを持ち上げられるといわれる。

体が小さいほど、体重に対する力の割合が大きくなります。アリは自分より大きな食べ物も運びます。

270

働きアリは、すべてメス。

アリの巣では女王アリが卵を産み、働きアリはみなメスです。オスは決まった時期にだけ生まれます。

271

働きアリのうち、よく働くのは一部で、ほとんど働かないアリもいる。

よく働くアリ、ふつうのアリ、あまり働かないアリがいて、働き者がいなくなると、休んでいたアリが働き始めるという研究があります。

273

1匹のミツバチが一生で集めるはちみつは、ティースプーン1杯ほど。

働きバチの命は夏だと1か月ほどで、その間に集められる蜜はわずかです。

274

ミツバチの巣が六角形なのは、すき間なく、少ない材料で丈夫に作れるから。

六角形は、同じ大きさの部屋をすき間なくならべられる形の中で、まわりの長さが短くてすむ形です。

275

チョウは、足の先で味を感じる。

足の先に味を感じるしくみがあり、葉にとまって卵を産んでよい植物かどうかを確かめます。

278

ホタルが光るのは、仲間に合図を送るため。

オスとメスが光の点めつで合図を送り合っています。光っても熱くならない「冷たい光」です。

279

ゲンジボタルの光の点めつの速さは、東日本と西日本でちがう。

西日本のゲンジボタルは約2秒に1回、東日本のものは約4秒に1回ほど光るといわれます。

280

セミは、何年も土の中で幼虫としてすごす。

地上に出て成虫になってからは数週間ほどですが、土の中では数年すごします。

281

アメリカには、13年や17年ごとに大量に現れるセミがいる。

「素数ゼミ」と呼ばれ、13年や17年という素数の年ごとに、いっせいに地上に出てきます。

283

カブトムシの幼虫は、ふかふかの土(腐葉土)を食べて育つ。

くさった落ち葉などを食べて大きくなり、土の中でさなぎになってから成虫になります。

285

テントウムシは、敵におそわれると足から黄色いくさい汁を出す。

苦い汁で敵に「おいしくない」と知らせます。目立つ色も、食べるとまずいことを知らせる警告の色といわれます。

287

トンボの目は、たくさんの小さな目が集まった「複眼」。

1つの目は何万もの小さな目からできていて、ほぼ全方向を見わたせます。

288

トンボは、前と後ろの羽を別々に動かして飛ぶ。

4枚の羽をばらばらに動かせるので、空中で止まったり、すばやく向きを変えたりできます。

289

トンボは、日本では「勝ち虫」と呼ばれ縁起がよいとされた。

前にしか進まないことから、武士にこのまれ、かぶとやよろいの飾りにも使われました。

294

ミミズは、土をたがやしてくれる生き物。

土を食べて、栄養のあるふんを出し、土の中に通り道を作ることで、植物の育ちやすい土にします。

297

ゴキブリは、何億年も前からほとんど姿を変えていない。

恐竜より前の時代の地層からも、ゴキブリに似た昆虫の化石が見つかっています。

298

蚊が人の血を吸うのは、メスだけ。

メスは卵を育てる栄養をとるために血を吸います。ふだんは花の蜜などを吸っています。

299

蚊は、人のはく息の二酸化炭素を感じて近づいてくる。

二酸化炭素や体温、においなどを手がかりに、血を吸う相手をさがします。

302

ヘビは、まぶたがなく目を閉じられない。

目は透明なうろこでおおわれていて、脱皮のときにそのうろこもいっしょにはがれます。

303

ヘビは、舌でにおいをかいでいる。

先が2つに分かれた舌でにおいの粒をとらえ、口の上の器官に運んでにおいを感じます。

304

トカゲは、しっぽを自分で切って逃げることがある。

敵につかまると、しっぽを切りはなします。切れたしっぽはしばらく動いて敵の気を引きます。

305

ヤモリは、ガラスの壁でもすいすい歩ける。

足の裏にとても細かい毛がびっしり生えていて、その力でかべにくっつきます。

311

カメの甲らは、背骨やろっ骨が変化してできたもの。

甲らは体の骨の一部なので、カメは甲らからぬけ出すことはできません。

313

ワニは、口を閉じる力はとても強いが、開ける力は弱い。

かむ力は動物の中でもとても強いですが、口を開ける筋肉は弱く、口先を手で押さえるだけで開けにくくなるといわれます。

316

カイコは、人に飼われるようになって何千年もたち、野生ではほとんど生きられない。

まゆから絹の糸をとるために飼われてきた虫で、成虫になっても飛べず、自分でえさを探すことがほとんどできません。

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